腰痛予防! 中腰になるときには膝を曲げて
腰痛の予防 pic.twitter.com/lKtnsTgcK8
— 斎藤充博 (@3216) 2014, 4月 15
実は無意識にやっている
中腰になるときに膝を曲げる…というのは腰痛予防の基本ですね。深い中腰になる人は、無意識に膝を曲げていることも多いです。その方が自然というのが本能的にわかっているんだと思います。
試しに「全く膝を曲げないで中腰」をやってみてください。明らかに「ヤバい」って感じが本能レベルでピリピリと伝わってきて、おもしろいです。
浅い中腰に注意!
気を付けたいのが「中腰」ともいえないような浅い中腰。たとえば、朝顔を洗うのに、ちょっと身を屈める時とか…立位状態で腕を伸ばして、ちょっと遠くのものをとるときなどです。こういうときには膝を曲げないで済ませちゃう人が多い。
「ほんのちょっとだから」「一瞬だから」なんて思っていると、やっぱり腰には負担になります。元気な人はそれでも大丈夫かもしれませんが、日ごろから慢性的に腰痛持ちの人はここに気を付けてみるだけで改善することがあります。
膝を使うということは「股関節を使う」こと
やってみるとわかるのですが、膝を曲げると必ず股関節も曲がります。むしろ重要なのが股関節を曲げる方。可動域の広い股関節に体幹の屈曲を任せることで、腰椎の負担が減るのです。
腰痛がひどい時には腰はなるべく屈曲させないで、できるだけ自然とまっすぐを意識してください。屈曲は股関節にまかせるような意識でやるとグッと楽に過ごせますよ。
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ふしぎ指圧の中でこんな風に体の効率のいい動かし方や、セルフケアの方法をお伝えする一般の方向けのセルフケア講習会はじめました。一対一で(二名まで可能)、その人にあったやりかたを細かくお伝えすることができます。
セルフケア一般講習
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斎藤充博
国家資格取得の指圧師。ふしぎ指圧の運営と施術をしています。デイリーポータルZなどインターネットでも記事をたくさん書いています。
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