肩こりや首こりが原因でおこる「緊張性頭痛」
最近ツイッター(@3216)で、ふせんにちょっとしたイラストと健康情報を載せてつぶやいています。これがけっこう好評みたいなので、ちょっと解説を入れながら振り返りをしてみたいと思っています。
今回は緊張性頭痛の話。
緊張性頭痛 pic.twitter.com/romKC4VeGa
— 斎藤充博 (@3216) 2014, 4月 12
筋肉のコリが頭痛につながる
緊張性頭痛は頭の後ろ側の方で締め付けられるように痛むやつです。なんとな~く頭全体が重たくなって、目がかすむようなこともあります。
この頭痛は、頭を支える筋肉が過緊張になり、血流が悪くなるのが原因といわれています。
頭痛が伴いだしたら、肩こりはもう限界かも
筋肉の調子が悪くなって出てくる症状なので、ふせんでいっているようにストレッチが効くことが知られています。また、お風呂や蒸しタオルなどで温めるのもいいでしょう。
ぼくの経験上、緊張性頭痛を訴えている人の首や肩はもうガチガチなことが多いです。でも、頭痛がつらいために、逆に肩こりや首こりが感じにくくなっていることも多い。
なので緊張性頭痛で「最近ちょっと頭痛がするけれども、そんなに大したことないから大丈夫かな?」なんて甘く見るのは考え物です。頭痛がし始めたら、肩こりや首こりはもうかなりキツいレベルまで進行していると思ってください。
頭痛が収まった後も原因の筋肉はまだ固くなったままかもしれないので、引き続きストレッチや温めるのは続けてくださいね。
指圧はよく効きます
ちなみに、緊張性頭痛に指圧やマッサージはとても効果があります。ぼくとしては、わりと手技で治しやすい症状です。緊張性頭痛の方が来院されると「おっ」という感じです。
緊張性頭痛が出てしまったら、肩こり治療も兼ねて、近くの治療院に行ってみるのもいいかもしれません。
斎藤充博
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