画像でわかる!肩甲骨周囲のハリに効く僧帽筋のストレッチ
ひとことに「肩こり」といってもいろいろです。
今日紹介するのは「肩甲骨の内側あたりがなんか張っているな…」という時のストレッチです。肩というか、背中というか、表現するのに微妙な場所ですよね。
この辺の筋肉も「僧帽筋」という筋肉がくっついています。肩こりの筋肉として有名です。僧帽筋はけっこう広くて、肩甲骨の間にあるのは「僧帽筋の中部繊維」と呼ばれています。
僧帽筋(中部繊維メイン)のストレッチ
1.腕を真っ直ぐ伸ばす
2.手を組む
3.背中を丸めながら、伸ばした腕をさらに前方に出す
やってみると左右の肩甲骨が開いてゆくのがわかります。
固くなっている人だと「メリメリ……」って感覚かも。
肩甲骨の可動域
スポーツをやっている人だと「腕だけじゃなくて体幹から力を出せ!」なんて言われることがあると思います。肩甲骨はまさに腕と体幹を繋いでいる骨です。
肩甲骨周囲の筋肉が固くなってしまうと、もちろん肩甲骨の動きも悪くなってしまう。腕を使う動きのパフォーマンスが下がってしまいます。
スポーツをしない人でも、物を取ったりするときに、なんだか腕を前に出すことががおっくうになっていたりしませんか?日常生活で肩を動かさないでいると、悪循環でさらに筋肉が固くなり、可動域が狭くなってしまいます。そのままいくと「四十肩」とか「五十肩」なんて症状になってしまうこともあります。
ストレッチで筋肉をやわらげながら、日常生活でも肩関節をいっぱいつかってイキイキ腕を使っていきたいですね。きっとインターネットもはかどりますよ。
The following two tabs change content below.
斎藤充博
国家資格取得の指圧師。ふしぎ指圧の運営と施術をしています。デイリーポータルZなどインターネットでも記事をたくさん書いています。
最新記事 by 斎藤充博 (全て見る)
- 4月10日「小杉湯となり」で1日だけ施術をします - 2020年3月24日
- 【ふしぎ指圧ノート第2回】 いい指圧とはなにか - 2019年10月15日
- 【ふしぎ指圧ノート第1回】 人は極限までリラックスするとどうなるか - 2019年9月30日