田端ふしぎ指圧

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高級マッサージ機より気持ちいいぞ「中山式快癒器」

街に行くとすごく色々な「癒しグッズ」が売られています。電機屋さんに行けば数十万円もするマッサージチェアもあるし、100均に行けば簡単なツボ押し棒もあります。

でも色々ありすぎていまいちどれだかよくわからん…という人も多いんじゃないでしょうか。今日は僕も使っているツボ圧し器を紹介します。

その名も「中山式快癒器」

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中山式快愈器 強力型 F型 4球
見ただけでどんな使い方するかはわかりますね。丸い突起が4個あって(2個のバージョンもある)それを背骨のキワの筋肉にあてるように寝ます。

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実際使ってみるとこんな感じ。ってまあ仰向けになるんで写真だと全然わからないんですが。

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背中の奥の方にちょっと快癒器が見えますかね。

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骨模型で見ると快癒器が背骨をうまくはさんでいる様子がよくわかります。

とにかく単純でわかりやすい

この快癒器、本当に見たまんまの構造で、使い方はすごく簡単です。圧を強くしたければそこにより自重が乗るようにすればいい。例えばこんな風に、背骨を挟み込まないで片側だけに使えばかなり強くなります(メーカー非推奨ですが)。

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逆に弱くしたかったら、タオルなどを上に敷くと当たりが柔らかくなります。簡単です。

強制的にあおむけにされる

これ「仰向けにならないと使えない」ところがすごくいいです。

振動するタイプのマッサージマシン(ルルドどか)だと、けっこういろんな姿勢で身体に押し当てることができます。でもその姿勢、本当に筋肉がリラックスできる姿勢とは限りません。筋肉が固く緊張させたままの状態でマッサージを行うと、効果が少ないどころか逆効果になってしまうこともあります。

その点、この快癒器は絶対に仰向けにならないと使えない。使う場所を限定することで、逆に使用者を一番リラックスできる姿勢に持って行ってくれます。自重を使うので、そんなに圧し過ぎににもなりにくいです。

テレビを観ながら使う、とかはできないのですが、その代わりラジオを聴いたりポッドキャストを聴いてみたりいろいろ工夫してみましょう。

頑固な肩こりには「棘下筋の天宗穴」で

説明書には載っていないのですが、肩甲骨の中央を刺激するとかなり肩こりに効きます。ここは腕と肩を固定する筋肉の「棘下筋」が走っており、東洋医学でいう所の「天宗穴」に相当します。
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効き目は抜群なのですが、かなり刺激は強いので、加減してやってみてくださいね。

まとめ

というわけで安いけれども単純で意外と使える中山式快癒器を紹介してみました。ときどき電気屋さんで高級マッサージチェアに乗ってみることもあるのですが、正直「中山式の方が全然いいのでは…」と思うこともあります。

最後に1つ、これすごく気持ちいいので「圧し過ぎ」には注意してください。
乗ったまま本当に眠ってしまうのも危険です。僕は万が一入眠してしまった時のために「目覚まし」をセットしてから使っています。

その辺のホームセンターなんかでも売っていますが、アマゾンでも買えます。今回紹介した4個型だけじゃなくて、突起が2個ついているやつとか、突起の高さが可変になっているやつとか、強力タイプとか、かわいいピンクとかいろいろあるみたいです。


・強弱可変タイプのやつ
中山式快癒器 4球式(背中・腰用)強弱機能付
中山式快癒器 2球式(首筋・肩用)強弱機能付

・強力タイプのやつ
中山式快愈器 強力型 FKセット

・ピンクでかわいいやつ(商品画像見たらほんとにかわいくてちょっとおもしろいです)
magico (マジコ) ふわふわ クワトロ 4球式
magico (マジコ) ふわふわ ビーノ 2球式

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斎藤充博

国家資格取得の指圧師。ふしぎ指圧の運営と施術をしています。デイリーポータルZなどインターネットでも記事をたくさん書いています。