どんな姿勢で寝てますか?
ねるときのこと pic.twitter.com/gNDaKcag7E
— 斎藤充博 (@3216) 2014, 4月 17
腰や背中の調子の悪い方が上になる
横向きになるときって、だいたい背中の調子の悪い方が自然と上になるものです。
理由は自分でためしてみると、簡単にわかります。調子の悪い方を下にすると、自分の体重で重たくて、気持ちが悪くなるからです。
まあもちろん、左右両方とも悪い人もいますし、これは目安の一つにすぎません。
僕は初診の人で身体の左右差がありそうな方には「寝るとき横むいたりします? 左右のどっちが上になりますか?」と聴くことにしています。実際触ってみれば解ることではあるのですが、こんな風に話を聞いて、状態を絞り込んでいきます。
ちなみに左右どちらでもなくて「うつ伏せでしか寝られない」という方は、大分腰に負担がかかっていると考えていいと思います。
寝姿に決まりはない
こういうことをいうと「じゃあ、あまり横向きにならないように気を付けます!」とおっしゃる方がいるのですが、寝る姿勢に決まりはないです。
寝るときは自分の一番楽な姿勢で寝てください。もちろん仰向け→右向き→左向き みたいにどんどん寝返りで姿勢が変わってゆくのも自然なことです。
硬めのベッドがおすすめ
ちなみに、マットレスやベッドは「やや硬め」のものがおすすめです。一時期「低反発」の素材の物が流行ったりもしたのですが、これだと自分の身体が沈み込んでしまいます。熟睡してしまうと、自然な身体の動きが取りにくくなってしまうのです。
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斎藤充博
国家資格取得の指圧師。ふしぎ指圧の運営と施術をしています。デイリーポータルZなどインターネットでも記事をたくさん書いています。
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